2013/09/30

Cintiq 13HD(Companion含む)のキーボードの置き場所

液晶タブレットでいつも悩むのがキーボードの置き場所。手前に置くのが一般的のようだけど、画面遠くなっちゃうじゃん。左に置いてキーボードショートカットすることもあるけど、両手を使うショートカットやテキスト打ち込みの時に不便。

僕はだんぜん、液タブの向こう側にキーボードを置く派。今までの液晶タブレットでは箱を置いたり自作のキーボード台を装着したりしてた。
13インチCintiqの向こう側にキーボードの置き場を作るにはどうしたらいいか考えたら、すげ~簡単だった! 今までの歴代液タブおよびタブレットPCで、キーボードの設置が最も簡単w
どうなってるかというと、角度を調整する板と液タブ本体の間に板をはさんだだけw いちおう滑り止めを貼って動かないようにしてある。
キーボードはハレパネを切って作った棒に引っかかるようになってる。

2013/09/29

Cintiq Companion Hyblid、良い!


Cintiq Companion Hyblid。16GBバージョン。届いてさっそく数時間使ってみたけど、僕的に史上最高のWACOM製品という印象。非常に良い!!

まずMacBook Airと接続してみた。普通に13インチCintiqそのもの。13インチ買おうかどうしようかずっと迷ってたけど、ここまで迷っててよかった。アクリルが薄い上に、カーソル補正が一発で決まり、ほぼズレなし。画面の隅でもずれない。すごい。最高! ただ、僕的にはツルツル画面がツラいので、いつものビニールを貼った。

コネクタを抜けばAndroidモード。WACOMオリジナルの描画アプリ「Creative Canvas」もなかなかなのだが、投げ縄等で選択して移動できる機能があるのに使おうとするとそこで落ちるorz マンガのコンテ用アプリ「Manga Canvas」は描き味が抜群。スケッチ用のメインに使ってもいいかもしれん。

とはいえ、やはりSketchBook Pro for Tabletsを購入。まともなペンが使えないiPadで苦労してたのが完全解決。夢のような書き味。iPadとちがって描画も速い。スケッチ用アプリはもうこれ一本で十分。

Androidモードの場合、キーボードを使わなくていい利点はあるんだけど、ビニールを貼ってるとタッチの感度がかなり落ちる。ビニールなしなら快適。ツルツル画面対策としては、エラストマー芯を使うしかなさそう。エラストマー芯の大人買いでもするか。

Photoshopでお絵描きだけでなく、modoでも使ってみた。先日の10インチSurfaceと3インチしか違わないのに、カーソル位置がバッチリ決まるのは快適。細かい作業でも大丈夫。

22インチのCintiqで感じていた「無駄に広い。手を伸ばすのが疲れる。老眼的に画面との距離がビミョー」がすべて解決。メガネをはずして近眼モードでは、13インチHDは非常に具合がイイ。正直言えば、もう一回り大きい15インチだったらもっといいのにな。

こういった小型のタブレットPC的液晶タブレット的製品って、数日から数ヶ月かけて慣れる、、というよりも、どうにか自分を騙し騙し、快適と思えるほうへ持って行く感じ(最後までダメなのも多い)なんだけど、Cintiq Companion Hyblidは使い始めた瞬間からバッチシ。

実家制作のときに「液タブがあればなあああ〜〜」って思うことが多いのでそれ用として。しかしこれ、完全に普段使いで大丈夫っぽい。で、Cintiq 12インチ用バッグに余裕で入るのだよ! これで持ち運び仕事環境セットは完璧!

とか言って、Windowsメインの人ならWIndows入りCintiq Companion一台持っていればたいていの仕事がこなせちゃうってところが、ちょっとクヤシイ。まあ、MacメインなのでWindowsマシンも持ち運ぶことになるといろいろ煩雑になるのでやめとくけど。

ん〜〜、電源含むコネクタ差したままAndroidモードにできないのかな??

※注意、映像入力はHDMIです。MacBook AirではMini Display Port - DVIアダプタに、さらにDVI - HDMIアダプタを挟まなくちゃいけないです。届いてからそれに気づき、しかたないのでアダプタだけ家電量販店に買いに行ったよー。

2013/09/28

繊研新聞にヤマトマネキンさんバブルヘッド掲載


9月27日の繊研新聞にヤマトマネキンさんとのコラボのバブルヘッドのマネキンが掲載されました。パリのプルミエール・ビジョンでの東レ「ウルトラスエード」の展示。

ブログ大更新

わ、ブログを8ヶ月も放りっぱなし。2日かかって、TDW以外ほとんど更新してなかった2月以降の分を94本! アップしました。不完全な部分や大きな出来事が抜けてたりしますがとりあえず。毎日ちゃんとアップすりゃこんなにまとめてアップしなくていいのにねえ。普段から更新してないと、新しい記事や告知が唐突に見えちゃうから載せにくい弊害もあったりして。

「TwitterやFacebookに書き散らかしたものから選抜してブログにまとめ、そこから選んでデジクリ用に膨らませる」スタイルが基本のはずなんだけど、ブログ用にまとめるのが追いつかず、結局先にデジクリ向けに書いて出しちゃうもんだから、ブログが手薄に。で、デジクリに載せたものをブログ用に「復元」してるわけです。その作業を8ヶ月さぼってました。

夏の大型作品集中制作とGWのIam8-bit作品制作もさかのぼってアップしました(立体造形/Sculptureのラベル)。まだまだ4〜5年前からの立体制作で載せてないものがいろいろありますが、写真はまとめてあるんで、そのうちアップする予定。

何でそんなことを? ってのは、自分用の記録としてまとまった形でブログに置いておきたいのです。特に制作日記のようなものは、他の人のを見るのが大好きなんで、自分でもやりたいのです。SNSやFlickr等にはすでにアップしてあったりしますが、やはり分散しちゃって全体が見えない。なので、ブログは重要。

あと、ブログは途切れなく連続していることに価値があるとか思ってます。Bloggerに移転する前を含めて10年以上やってるんで、めんどくさいからと止めてしまうともったいない。最近はFacebookに先に書いちゃうからややこしくなる。ブログに書いてそれをリンクすりゃいいだけなのに!次からはそうしよう。

●レイアウトを変えてみた

テンプレートを今風の動的なものに変えてみた。2〜3年分くらい簡単に見渡せて便利! 従来の表示だと一ヶ月分を見渡すのも一苦労。ざっと一覧するには便利だし見た目も楽しい。見る人が自分で7種類のテンプレートに切り替えられる。

ただ、ラベルやアーカイブなどが右のタブに入ってて、ちょっとわかりにくい。Bloggerの「ページ」を活用すれば、いろんなリンクや案内を置けるわけだけど、やっぱ常時見えてないとわかりにくいな〜。以前もこれにしたことあるけど不評で戻したのでした。しばらくこのままにしておこう。

●Bloggerの容量の謎

ところで、Bloggerに載せる写真は800pixel以下は0KBとして扱われるって知って以来、800pixelにしてきた。ふと容量どのくらい使ってるのか見てみたら、Googleのアカウント全体(BloggerやGmailやGoogle+)で消費してる容量は500MBもない! 15GBが無料分で、残り容量97%!! こんなに使っててこの容量ってことはほとんど無限みたいなもんじゃん。

800pixelが効いてるのかなと思ったら、Google+にアップする写真は2048pixel以下は無料って書いてある・・・800pixelとは別の基準なのか、それとも変更された? 記憶ではBloggerの容量はPicasaウェブと共有で1GBだったと思ったけどなあ。

Twitterで教えてもらった。「Google+が始まったころに、2048px以下無制限に変わってますね」。そうなんだ~~~!! 2048pixelまで0KB扱いって!!! ついさっき、大型作品集中制作の写真を50枚以上、800pixelに加工しなおしてアップしたばっかし。

※2013年10月4日(金)追記
ブログの表示形式を変更しました。タイル表示は華やかだけど、最新記事が埋もれがちなのと、写真入りテキストの記事のタイトルが出ないのがイマイチ。不具合も多い。なのでこの「Magazine」表示形式が一番マシ。訪問者が左上のメニューで自分で替えられるけどね。

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2013/09/26

足としてのクルマ

●実家での足としてのクルマ

僕の場合、東京でクルマが必要とはまったく思わないから持ってないけど、実家に滞在時にクルマは必需品。公共交通機関どーこーとはあまり関係なく、最も近いコンビニへ徒歩で往復するのに30分以上かかっちゃうんじゃ、否応なしに自前の乗り物が必要。

数年前から親父の軽ライトバンを使わせてもらってる。今風の洒落たワンボックスじゃなく、モロに商用車みたいなヤツ。そりゃあまりかっこよくないけど、座る姿勢が高いから乗り降りがラクだし視界は広いし、なにより軽くて取り回しがいいのが気に入ってたりする。

それでも、ちょっと買い物に行くのでもクルマに乗り込んで駐車場から出すのがウザくて面倒。国道を走ってても、クルマをわざわざ使ってるのがなんか大げさな感じ。こんなでかい機械に乗らなきゃ移動できないのかよ、と?

中古の原付スクーターでも買えばラクなんだろうけど、奥さんはじめ複数人に「人間がむき出しのバイクは危険だからやめなさい」と。はいそうですね。原付乗ってたのはもう二十数年前。確かに危険(スクーターがダメなら四輪バギーで決まりだな! と思ったけど、四輪でも体がむき出しなのでダメ〜)。バイクでなく電動アシスト自転車って手もあるけど、せいぜい町内まで。

●超小型モビリティ

以前書いたように、一人を運ぶ自動車といえば僕的にチョロQカーが理想なんだけど、ずいぶん前に生産中止。ほんとに売れなかったらしい。月に1〜2台ってw やっぱ高すぎたんでしょう。あんなサイズの一人乗りEVコミューターで50万円切ってたらバカ売れだろうになあ。

ちっとも盛り上がらない「超小型モビリティ」。現在普通に買えるミニEVといえば、トヨタ系の「コムス」しかない模様。ドアがついてればな〜とか、なんで鉛蓄電池なの? とかあるけど、補助金込みで中古の軽並みの価格は魅力的。実家制作が完全に習慣化したのなら、買ってもいいかなと思う。本気で考える頃にはもっといいミニEVがいろいろ出ててほしいな。

●電気自動車のバッテリー

電気自動車は普及しないのか/苦戦の要因と未来への展望

なんかちっとも進展しないのね。いまだに課題は「航続距離」と「充電」だそう。

以前考えてた「バッテリーを乾電池みたいに規格化してガッチャンコと全部取り替える方式」は非現実だそう。アメリカでのアンケートによれば、バッテリーも自分が買った所有物って感覚なので、見ず知らずの他人のバッテリーと取り替えるのに抵抗あるらしい。バッテリーは高価な上に劣化するの知らないのか? なんちゅう非合理。

ならば、数十キロ程度走れる分の小型バッテリーを標準規格化してガソリンスタンドに置いたらどうなの? どこのスタンドに返却していいようにして。そうすりゃバッテリーが切れたり充電時間のこと関係なく電気自動車でどこでも行ける。スマホの緊急バッテリーみたいなやつでもいいし。

外部バッテリーっても、数十kg以上あるだろうから、床に転がしておくわけにもいかないし、どうやって固定する? って考えたらいい方法があったw 人間型にしておけば、シートベルトで固定できるぞ! バッテリーマン。自分で二足歩行して席に座ってシートベルトを締めるw ASIMOのホンダならできる。

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2013/09/22

ホンダの初期の軽自動車の展示会

ホンダFIT3のコマーシャル、すごい好き。なんちゅう気持ちよさ。いつも見入ってしまう。

このCMの情報を見ようとホンダのウェブサイトを見たら、なんと!ホンダの初期の軽自動車の展示会が。『Honda四輪発売50周年 特別企画展 第1回「1960年代〜1970年代 四輪進出を果たした型破りなクルマたち」(Hondaウエルカムプラザ青山で9月28日まで)』! 近くまで行く用事があったので見てきた。

ホンダが四輪車に進出しはじめた頃の40〜50年前のクルマたち。僕的には小学校低学年の頃。近所はだいたいマツダキャロルやスバル360やスズキフロンテなどの初期の軽自動車だった。

父が初めて買ったクルマがN360の白。細かいディテールが懐かしい。小学3〜4年までうちにあったけど、子供の目で見てたからもっと大きいと思ってた。すごい小さい。

免許取った32年前、乗るならコレって思ってたホンダZ。当時は普通に激安中古で売ってたんだよな〜。今じゃもう貴重なクラシックカー。水中メガネと呼ばれたリヤウインドウも含め、まだ普通にカッコイイ! N ONEみたいにこっちも復活させてくれ〜。

カブの四輪版みたいな軽トラックのT360。新車みたいにキレイだった。昔よく見かけたなあ。顔がカエルみたいでカワイイ。しかし、このサイズ感はたまらん。今乗りたい。

ワーゲンビートルやミニのリニューアルみたいにN360を復活させたN-ONE。これは展示会ではなく建物の外の展示。カッコ良すぎて自分でほしいとかの現実感がないw 白がいいと思ってたけどこの色はいいな。

s800とかのスポーツカーには目もくれず。あ、ステップバンの写真撮るの忘れた。

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2013/09/20

「風立ちぬ」と「パシフィック・リム」

●風立ちぬ

(ネタバレはしてませんが、先入観を持ちたくない人は読まないようにお願いします)

今さらだけど「風立ちぬ」観てきた。これでようやくレビューとかいろいろ読めるw 平日朝の回なのに7〜8割くらい席埋まってました。ロングランするだろうな。あと「パシフィック・リム」を見ないと今年の夏は終わらない。

「風立ちぬ」、イマイチって人が多いらしくて心配だったけど、すげ〜よかった。映像的見せ場やストーリーの牽引力や盛り上がりが少ないのに、画面や演出が非常に緻密なので一瞬も退屈しない。説明が無さすぎてわかりにくいという話もあったけど、大丈夫だった。子供の頃にプラモデルブームだったおかげで、あのあたりの歴史の最低限の知識もあったし。

なんちゅうか、モノ作ってる人っていうか何かやろうとしてる人全部への応援歌というか贖罪というか免罪符というか、「そういう人なんで見逃してやってね」というか。時代や環境は選べないけど、とにかくやりたいことを実現しろ、やるべきことをやれ。全力を発揮できるのは10年しかないぞ。力を尽くしてるか? という。その結果、犠牲や蔑ろになるものもあるかもしれないけどね、と。

何か根詰めてやろうとしてたりモノ作ってる人以外には、何の引っかかりもない映画に見えるかもしれない。主人公、なんてひどいヤツだって思うかもなあ。破滅も何もかも全部受け入れるっていうか、実は周囲がどうなろうとあんまり興味ない。

宮崎駿監督の精神的自伝なのは確かだろうな。「僕はこういうヤツなのです」という個人的映画。こりゃ本人が見たら泣くわ。いろんなもの犠牲にしてきた、すいませんね。という。

勝手に純化・誇張すると「ぜんぜんコタえないやつ、反省しないやつ、悪魔に魂さえ売る最低なヤツであることを受け入れて、理想に向かって走り続けようぜ」って話だと思うw

・・・すんませんw 「これは僕についての映画だ!」とか思って帰ってきてレビューを検索したら、少数ながら同じこと思った人がいるみたいで、なんかうれしくていっぱい書いちゃった。けど、鼻息荒く書くほどに「周囲蔑ろにしてモノを作ってる自分は特別」に陥りそうだったのでかなりカット。危険な映画だなあw

●パシフィック・リム

(こっちは読んでも大丈夫です)

今さらだけど「パシフィック・リム」も観てきた〜〜。日本語吹き替え3D上映。暗さはそれほど気にならなかったけど、2Dでしっかり見えるほうがいいなあ。

巨大ロボットアニメってマジンガーZと最初のガンダム以外ほぼ見たことないし、ウルトラシリーズもセブンまでしか見てないし、ゴジラとかの怪獣映画もそれほど好きじゃないので、「男の子の夢!!」的な思い入れはあまりなかったんだけど、「究極の実写」で見せられると圧倒されるね〜! 「こういう映像を見てみたかった」のオンパレードは、さすがに響く。

日本の特撮やアニメを、日本では考えられないくらいの予算を使ってものすごいレベルで実写化したらこうなる、というサンプル。日本人が見たくても見れなかった映像。すごいわ。ヘタすると、もう巨大ロボットものも怪獣ものも、これで終わりでいいや。ってくらいの。

誰かも言ってたけど、「特撮だから、アニメだから」っていう、リアルに見えなくても脳で補完したり、様式美だからってことであたたかい目で見たりって部分を完全排除! 情け容赦のないリアル描写! 海底のシーンはちょっと「う〜ん」な部分はあったけど。

芦田愛菜ちゃん、すごかった。泣いて走ったり怖がったりしてるだけなんだけど、圧倒される。愛菜ちゃんが出てくる数分だけでもこの映画を見る価値がある!! あと、こういう映画に「お笑い担当」がいるのってお約束なんだろうけど、 科学者コンビがちょいと鼻についた。っていうか、J・J・エイブラムスと杉本哲太に見えてしょうがなかったw

・・・二本の映画を二日続けて観に行って、ようやく夏が終わったw

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2013/09/19

苦痛が快感に変換される?

大型作品集中制作のボヤキで「とか言いつつ、一週間もすぎると、キツかったことをすっかり忘れて早く作業に戻りたいとか思ってる自分に唖然。やっぱアホだわ。」の件。結局、今までもずっとそうだったんだよ〜。フィギュア制作もアニメ制作も究極のキツさなんだけど、後で必ずまたやりたくなる。

今までは「経験値上がったし、次はもっと効率よく早く楽しく作れるに違いない!」と思うから、性懲りもなくキツい作業を繰り返してしまうんだろうなと思ってたけど、さすがにこう何度もやってると経験値とか関係なさそうだ。・・・で、思いついた。

キツければキツいほど、しんどければしんどいほど、しばらくすると「楽しかったな〜。充実してたな〜。よかったな〜。」って錯覚しちゃうんじゃないかと。脳がキツかった記憶を楽しい記憶に変換してるんじゃないか? で、また繰り返さずにはいられない。「楽しいかと思ったらやっぱしんどかった」っていうキツさもプラスされてさらにキツくなる。そのしんどさを、後で思い返して「すごい楽しかったな〜〜!!またやりたい!!」って思っちゃう悪循環。

これって、マラソンなどキツいトレーニングを含むスポーツの魔力・中毒性ってこれじゃないの? 僕はスポーツするの嫌いだからそういう境地になったことないけど、毎日ランニングせずにはいられない人っていっぱいいるじゃん。脳内麻薬とかまでいかなくても、キツさがクセになって毎日走らないと気が済まなくなってる?

まあいいか。脳にだまされてるほうが都合がいい間は、積極的にだまされてやろうじゃないの〜〜っ。

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2013/09/18

WACOM新製品を見てきた

ヒカリエのコワーキングスペース「Creative Lounge MOV」でWACOM製品体験会をやってたので行ってきた。OS入り13インチCintiqと筆圧つきiPad用ペン。

WACOM

「Intuos Creative Stylus」は筆圧付きのiPad用スタイラスペン。Bambooスタイラスのワンランク上だからintuosかー。軸が長めってところがイイ。筆圧の利き具合は、前モデルのJot Touchよりぜんぜん自然。ぐいっと丸を描いてちゃんと筆圧が効く。

ちょっと筆圧弱めな人だとしんどいかな。ペンを長く持って描くと筆圧効かずに線が出ないこともある。でも、従来の筆圧なしは不自然だったんだなと思い出す感じ。僕がよく使ってるArtStudioで使える。いいかも。

ただし、日常的にiPadで描いたり液タブの代替として使うことはこれからないだろうから、Intuos Creative Stylusは買わないと思う ・・・。っていうのは、OS入り13インチCintiqがかなり良いから!

その「Cintiq Companion」は、Windows8入りとAndroid入りの13インチ液晶タブレット。WACOM製品として初めて、パソコンに接続せず単体で使えるデバイス。Windowsの人なら迷わず前者を選べばいいと思うけど、僕の場合Macメイン。先日のSurfaceのときも思ったけど、パソコンが増えると、いろいろ煩雑になってめんどくさい。

あと、Windows入りCintiqをグラフィック的に満足に使うにはやはりキーボードが必要になる(別売りで用意されてる)。でも、MacBook Airにつないで使うなら、キーボードを用意する必要ないわけだし、Androidではキーボードショートカットは不要。なので僕はAndroid入りを選びたい。

書き味や性能その他は従来の13インチCintiqと同等で、最高性能の液晶タブレットそのもの。ガラス(アクリル?)が薄いこともあって視差も少なく非常にいい感じ。10インチのSurfaceと3インチしか違わないけど、HDでも画面内容は小さくなりすぎず、普通に使えそう。

すげっ! と思ったのは、パソコンからケーブルを引っこ抜いた瞬間にAndroidに切り替わる。お出かけ用のスケッチパッド兼Androidタブレットに早変わり。これは新しい、楽しい! 逆にケーブルを差したら即液タブに。パソコンに接続すると、USBメモリ的にファイルが利用できる。バッテリーは7時間以上もつそうです。

体験会会場で何か描くとウェブの「みんなのスケッチライブラリー」に載るらしいってのは知ってたので覚悟して行ったんだけど、しまったなあ。画面に貼るビニールを持っていけば良かった。ツルツル画面で絵描くのめちゃくちゃ苦手。ペンも普段はグリップを引っこ抜いて細くして使ってるし、ストローク芯を使うから三重苦。それでも一応描いてきた。そのうち載るでしょう。

描いたのはAndroidモードで、WACOM純正のお絵描きアプリ「Wacom Creative Canvas」を使った。出荷バージョンじゃないベータ版だそうで肝心なところにいくつか不具合があったけど、ちゃんと動けばなかなか使えるスケッチソフトのようです。レイヤーもあるし、投げ縄選択切り取り移動とかできちゃう。

もう一つの新製品が「Bamboo Pad」。基本的にはマルチタッチのトラックパッドで、ペンも使えるというもの。事務用品に近く、グラフィックの人が本格的に使うものじゃなさそう。そういえば最近、いろんなショップのカウンターに、WACOMのサイン用タブレットを見かけるね。

・・・ここまで書いて、あれええ? 従来のBambooってなくなっちゃったの?! intuosになってる? で、従来のintuosはintuos Proに。・・・という9月6日の製品ライン大幅刷新を知った。展示されてたかな? 見逃しとったー!

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2013/09/09

4Kテレビ

先日、Regzaの4kテレビを家電量販店で見た。でかっ!! さすがにキレイ! あの壁サイズだと4kとはいえ近づいて見れば画素はけっこう粗い。しかし、目の前に現実として存在する、あるいはその場所に自分がいるくらいの圧倒的存在感の映像! 片目で見ると立体感がキャンセルされるから、まさに現実と見分けがつかないほど。

2013/09/08

デジタルとアナログで立体制作気分の違い

立体制作、「完全にアナログで作る場合」と「原型部分に3Dプリントや切削を利用する場合」の、気分の違いについて。

春の複製FRP制作は僕としてはめずらしく、終始アナログ作業だった。粘土で作ってポリパテに置き換えて仕上げて原型にし、それを型取りFRP。たいていは3Dプリンタの出力物を原型に仕上げて複製作業、つまり形を彫り出すのは機械。

全部アナログだと、作った形を「これでいいのか?」「どこか修正したら、塗り分けを変えたらもうちょっと良くならないか」のドキドキハラハラ気分が塗装完了までずっと続く。デジタルで形が出来ちゃっててのアナログ工程は「過去にその形を作った別人の自分にやらされてる感」がある気がする。

楽しく不安で時間がかかるアナログと、速くてラクだけどやらされてる感があるデジタルってことかな?

大型作品集中制作 - なんでこんなことやってんだ?

そりゃ大型作品作りたいのは前から思ってて、少しテストで作ったりしてたけど。展覧会とかのタイミングもあって、今作らないとずっと作れないとか思っちゃって。

しかし、よくわからない衝動に突き動かされる感じ、ってアレに似てるなあと思った。「未知との遭遇」でリチャード・ドレイファスが自分でもわけわからないまま、部屋中ぐちゃぐちゃにして変な山のでかい模型を作っちゃうやつw

だいたい、「手で作りたい」の正体はデジタル作業の反動ってのわかってんだよ。他のオモチャに見向きもせず、粘土やブロックで遊んでた僕の原点みたいなもんだし、手で触れる立体の制作って作ってる実感があって面白いしね。

6〜7年くらい前から、小さなフィギュアをちょこちょこ作ってたけど、小さいものは工作や塗装が大変ってわかってだんだん大きくなり、20cm超サイズが普通になり、そうなると大型FRPに行き着くのは成り行き上当然。

FRPの大きな立体って迫力あって見栄えするからぜったい面白い。でも個人の作品としてやってる人が少ないってのは、作るのハードすぎるし、制作環境の問題も大きいからだよねえ。

ただ、場所と時間としんどさの問題ってのは、お金で解決できちゃうんだよ。つまり、全部外注すりゃいい。大きな立体作品の展示の機会ってそれほどあるわけじゃないし、今回は特別としても、十年単位で一年にせいぜい2〜3個としたら外注できなくもないわけで。そしたら、外注費がぜんぜん苦にならないくらい本来の仕事をがんばろうってことだわ。

そのための、「自分でもちゃんと作れるんだけどさ」の証明として、今の制作はいちおう意味がある。ってことで納得しておこう。そういうことにしておけば、「立体を手で作りたい誘惑」に惑わされず、「形を作る」ほうに集中できるかもね。

おー、我ながら、葛藤にうまいこと折り合いつけられたかも。

・・・とか言いつつ、一週間もすぎると、キツかったことをすっかり忘れて早く作業に戻りたいとか思ってる自分に唖然。やっぱアホだわ。

2013/09/07

デュアルタイマー

Pomodoro的に2つのタイマーがくっついた製品ってないのかなと思ったら、「インターバルタイマー」「ダブルタイマー」とかで普通にいっぱいありました!

二連式はタニタをはじめいくつかある。これなんか、高負荷と低負荷を交互に繰り返す「インターバルトレーニング」っていう用途で、Pomodoroそのもの。

三連式タイマーまである!!

量販店で見つけて買ったのは、オーム電機のデュオタイマー

タイマー1、タイマー2をそれぞれ時間設定をメモリーでき、ワンタッチでセットできる。1を25分、2を5分とかに設定。最初、カウントダウンが0になっても止まらずにカウントアップしていく仕様に戸惑ったけど、慣れるとなかなか便利。

音量小でも音が大きすぎるので、分解して音を出す部品に練り消しを巻き付けて小さくした。あと、タイマーの残量に合わせてランプがパカパカ光るのが、視界の隅でチラチラするのがジャマ。ランプ部分を物陰に隠したりしてます。

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2013/09/06

下書きしてツイート

Tweetbotの新規ツイートのプルダウンメニューに「drafts」ってのがあるのに気付いた。下書きとして保存できるんだろうけど、複数を保存できるのかな? やってみよう。おお!複数の下書きを保存しておけるじゃん! 下書きは新規ツイートするときみたいに独立ウインドウにできる。


連続ツイートしたいとき、140文字以下のひとかたまりのテキストを複数保存するようなエディタを探していたんだけど、見つからなかったのでした。Tweetbotでできちゃうなら便利!

で、下書きを貯めておいて連続ツイートしてみた。140文字に内容を振り分け、順番を入れ替えたり簡単に推敲したりしてから連続投稿したんだけど、やってみた結論は・・・つまらん!! 下書きしてツイートなんて超絶つまらん。リアルタイムに書いて基本的に修正しないからTwitterは面白いんだ! 下書きしたら、勢いも何もなくなっちゃう!

ところで、Tweetbotは高機能でかなり快適だけどいくつか不満がある。動作が重いというか画面切り替えが瞬時にできないことと、メイン画面での文字列のコピーができないことと、画面キャプチャを撮れないこと、開いた画像が再クリックで消せず、閉じる操作が必要なこと。最近は、普段の閲覧はEchofonで、書く方主体のときだけTweetbotを使うという感じになってます。

2013/09/05

iPadカーソル補正で指!

先日書いた「iPadのArtStudioでカーソル位置をずらして補正するとゴム球スタイラスペンのど真ん中から線が出るようになって超快適!」の件。なんでその時に思いつかなかったんだろう? ってことを思いついた。調整すれば、指の感覚的ど真ん中から線が出せるよ!! びっくり快適ど真ん中!

スタイラスペン不要! とまではさすがに言わないけど、スタイラスペンを持ち歩かないでも、そこそこラフスケッチとか描けちゃう。