2012/03/28

白バックと角版

TDW_2120。白とSSSのピンクの鏡面反射と白飛びしないよう調整に異常に手間取った〜。白バックって簡単と思うだろうけど、バックの白が飛んで床の影は滑らかに残した上で、オブジェクトの立体感をきっちり出すってけっこう微妙な作業なのでありますっ。

イラストを切り抜き状態にして白バックってのはPainterの昔からずっとやってるけど、そもそものルーツは雑誌の図版でブリューゲルだのボッシュのキャラを切り抜きで使ってたのがあって、すんごいかっこよかった。背景を描くのが大嫌いだったし、これで行こう!ってのが最初。22年前から。

あと、「角版」がキライ。絵を四角で制限されるのが不自由だと思うし。色バックでもいいんだけど、角版じゃなく自由にレイアウトできるほうがいいやって。

絵の中に、真っ白や明度彩度100%の純色はなるべく使わないようにしてる。それ以上明るくしたり派手にしたりできないから。ちょっと下げて余裕を残しておく。真っ黒は「見えなくなるほうの色」だからあまり問題になることないな。

2Dの絵のときは、「印刷可能色」をはみ出さない色だけで描くのはほとんど完璧に実行してたけど、3Dってはみだしまくり。よく、雑誌の3Dイラストとか載ってて、鮮やかなピンクのつもりなんだろうけど汚い紫っぽい陰影になっててみっともないなあ、ああいうのはよそうって思ってた。

白飛びしないようにするのが大変って話、ちょいと暗めにレンダリングして16bitで書き出してPhotoshopで調整って手もあるな。次に白っぽいものやるときそうしてみよう。

TDW_2120


花粉症の人へ、おすすめです!

花粉症がひどいとき、鼻に水を吸い込んでブーって鼻うがいをやるんだけど、水道水はカルキの刺激がきつくて何度もやってると、花粉症そのものよりツラくなってくる。あ、そうだ! カルキを飛ばした白湯で鼻うがいすりゃいいんだ! あと、浸透圧の関係もあるから、やっぱ生理食塩水的濃度の塩水だな。

塩をちょっと入れた白湯をペットボトルにいっぱい作った。鼻うがい、やってみた。大正解! 刺激がぜんぜんなく、ぬるっと洗えていい感じ!! これで鼻うがいしすぎてホゲホゲ気分になるのがなくなった! 今日はとても快適! 大勝利!

あと、なんちゅうか、鼻の中に塩水が残ってる感じは、海で泳いだ後の感じを思い出すな。三十数年も海で泳いでないな〜。
2012.3.28

2012/03/27

TDW_2119

なんちゃってライフハック「マルチスレッド方式」

仕事術だのライフハックだのいろいろ試してますけどね、あれは基本的に「気分を変えたり面倒な仕事を楽しみに変える方法」だと思います。やってみて日常の仕事に何かの刺激を加えたり、気分的にダラダラやってることが少しでもテキパキな気分になればいいです。死ぬほど忙しいときにダラダラやってるわけもないし。「立ったまま仕事」も、ちょっとした刺激の一つだし。

気の進まない仕事を楽しい仕事に変えちゃうってのはかなり重要。気分の持ち方一つで変えられることも多いです。楽しくなく一日中かかってやってる仕事が、楽しくすることに成功すると3時間で終わったりする。ややこしく面倒な仕事を自分の中で遊びやゲームに変換しちゃう。最もシンプルな方法は、自爆装置。「あと何分で爆発します」ってアレね。これをあと45分以内に片付けないと爆発する!って自分を思い込ませると、必死でのめり込めます。

あと、たいていの仕事って取りかかる前が一番気が重い。取りかかればある程度手順は決まってるので、時間がかかるって以外はそれほど気が重くなる理由はなかったりするので普通に進む。終盤近くになってくると、今度は「少しでもいい仕上がりにしたい!」「もうじき終了する!」っていう吸引力が働いて、納品しちゃうのが惜しいほどのめり込むようになる。

で、今まで試してみて効果のあった勝手流ライフハックの決定版!

「マルチスレッド方式」


普通は複数の仕事を同時には進められないですよね。まともに同時進行させたら注意があっちこっちに飛んでしまって集中できない気がします。よくばって同時進行するより、一つのタスクに集中するのが結局は効率がいいってことは当然なのですが、取りかかった直後は集中できてるけど、時間が経つとどうしてもダラけてくる。

そこで、僕がやってるマルチスレッド方式。コンピュータのCPUが非常に短い時間でタスクを切り替えて、複数のタスクを同時に処理しているように見せるアレ。キッチンタイマーで3つくらいの仕事を10〜20分程度で強制的にローテーション切り替えます。

要は、仕事に取りかかった直後のスタートダッシュだけ束ねて使うわけです。人間が集中できるのは45分程度が限度だそうです。20分以下だとかなり慌ただしく切り替えることになりますが、驚異的に仕事が進みます。ダラダラ一日中やってると何日もかかりそうな仕事が半日で片付いてしまったりする(いや、普段がダラダラな僕だからですけど)。

あと、上記のように、取りかかってないややこしい仕事があると精神的に負担なのですが、マルチスレッド方式に含めて「とりあえずの取っかかり」だけでも強制的につけてしまえば、かなりラクになります。取りかかるときは無感情で始める。手を付けてない仕事がなくなるって精神衛生上いいです。ある程度進んでしまえば吸引力も働くようになるし。

今は13分ローテーションでやることが多いです。2分休憩で1時間に4ローテーションって感じ。あとちょっとやればキリがつくのに!と思っても継続しないのがルール。中途半端で切るのは都合がいいんです。というのは、あとちょっと!のところで切ると、次にローテーションが回ってきたときの吸引力とダッシュのエネルギーになります。逆に、時間の途中でキリがついてしまうのが危険。そこで集中とローテーションが途切れてしまうことが多いので注意。

タイマーが動いている間は、ネットもメールもTwitterもしないし、トイレにも行かない!
ただし、マルチスレッド方式を丸一日きっちりやると、めちゃくちゃ疲れて脱力します。緊張や集中が途切れると何にもやる気なくなります〜。なので、忙しいとき用の伝家の宝刀として使うのが吉だと思います。そのへん、通常モードの場合にこの方式の利点だけ控えめに使うって方法を、最近Things Macを併用して始めましたのでまた書きます。
あと、最近のマイブーム。「次にやることのリストを紙に書く」。よく「仕事を細分化してチェックリストに」ってのがあるけど、実際それをちゃんとやるのは無駄が多い。大まかに分けるだけで十分。手順は書かなくてもわかってるんだから。

細分化じゃなくて次にやる項目を黄色い紙に太いサインペンで書きならべて、完了したら線を引っぱって消していく。崖をよじ登るときの足場って感じ。終わったら紙は丸めて捨てる。タッタカはかどってキモチイイです。なかなか次の作業に進まずにダラダラするのを防げます。
2012.3.27

2012/03/25

カッティングマットについて

ところで、「ペンタブにカッティングマット敷いてます」って普通に言ってますけど、カッティングマットにもいろいろありまして、ぜんぜんダメなのも多いです。っていうか、極端に言えば「ほとんどのカッティングマットはタブレットに敷くには向いてない!」です。

僕が普通にカッティングマットと言ってる場合、「ライオン事務器の厚さ3mmのカッティングマットの裏の黒いところ」のことです。表もいいんだけど、どちらかというと裏のほうが好き。

普通に文房具店で売ってる他社のカッティングマットはツルツルだったり摩擦が大きすぎたりプリントされたグリッドにペンがひっかかったり滑ったりします。そこらへん、伊東屋や東急ハンズあたりで買えるカッティングマットは全部試しました。ダイソーのデスクマットは一部で評判いいみたいですけど、単に厚手のビニールなので僕は好みじゃないです。

新しいiPad

やはり20インチiPadは出なかったかw 雑誌や作品集の電子本を見たり絵を描いたりするのにほしいんだけど。

Retinaディスプレイで超高精細。ピクセル数で言えばMacBook Pro17インチより大きい2048x1536pixelの画面。Air Displayしたとき、サブ画面のほうが大きいってことに。雑誌見開きでも文字がボケずにちゃんと読めるのはとてもイイ。

5メガピクセルのカメラ。iPadとiPod touchのカメラが今まで解像度低すぎだったので、ようやくマトモなカメラとして使えるようになった。もちろんスキャナアプリで使うときにも重要だし。

iPadからテレビへ画面をAirPlay、この場合にApple TVが必要なのね。これ普通にプレゼンテーションとかにも使えるね。

そういえば新iPad、128GBにならなかったな。ここらへんはもう、それぞれクラウドにでも置いてねってことなんだろうな。容量アップするとiCloudのサーバーも増やさなきゃいけないし。

iPad、こんなに実用っぽくなってきてるのに、現状では特殊な周辺機器込みでないと画面に満足に線が描けないなんて、もったいなさすぎる。頼むからワコムのユニットを採用してくれ〜〜。

2012/03/24

展示会に外部からの売り込み

東京アニメフェアで有名プロダクションのブースに、外国人が変なキャラクターをムリヤリ売り込んできて困ってるって話を聞いた。展示会とかで必死で売り出そうとしてる中の人に、外部の人が売り込むのって世界のマナー的にどうなんでしょう?

東京コンテンツマーケットとかに出展してると、いろんな業者が売り込んできたりする。「クリエイターサイトに登録しませんか?」なものから「海外CGプロダクションにアウトソーシングしませんか?」まで様々。Win-Winの話ならいいのかもしれないけど、一箇所に集まってカモネギにされてる感がある。

そういうの含めてビジネス的出会いの場とかの意味も大きいわけだし、それが業界を活性化させるってのもわかります。が、自分らの金儲けにストレートすぎる営業は、ちょっとは遠慮気味な感じが必要かなと思って。僕もよそのブースに営業目的で行ったことありますけど、あんまり堂々とはできないなあ。

イラストレーターの個展とかOPとかで、自分のポートフォリオを広げて見せてまわったりそこで名刺交換したデザイナーとかに売り込んでたりするのって、僕的にはかなり失礼なルール違反マナー違反だと思うのだけど、けっこう見かける。オープニングパーティが終わって外の居酒屋での二次会で「実はこんなの描いてて」って遠慮がちにポートフォリオを取り出す感じはキライじゃないですけどねえ。

2012/03/22

なんちゃってライフハック「マルチスレッド方式」

仕事術だのライフハックだのいろいろ試してますけどね、あれは基本的に「気分を変えたり面倒な仕事を楽しみに変える方法」だと思います。やってみて日常の仕事に何かの刺激を加えたり、気分的にダラダラやってることが少しでもテキパキな気分になればいいです。死ぬほど忙しいときにダラダラやってるわけもないし。「立ったまま仕事」も、ちょっとした刺激の一つだし。
気の進まない仕事を楽しい仕事に変えちゃうってのはかなり重要。気分の持ち方一つで変えられることも多いです。楽しくなく一日中かかってやってる仕事が、楽しくすることに成功すると3時間で終わったりする。ややこしく面倒な仕事を自分の中で遊びやゲームに変換しちゃう。最もシンプルな方法は、自爆装置。「あと何分で爆発します」ってアレね。これをあと45分以内に片付けないと爆発する!って自分を思い込ませると、必死でのめり込めます。
あと、たいていの仕事って取りかかる前が一番気が重い。取りかかればある程度手順は決まってるので、時間がかかるって以外はそれほど気が重くなる理由はなかったりするので普通に進む。終盤近くになってくると、今度は「少しでもいい仕上がりにしたい!」「もうじき終了する!」っていう吸引力が働いて、納品しちゃうのが惜しいほどのめり込むようになる。
で、今まで試してみて効果のあった勝手流ライフハックの決定版!

2012/03/21

花粉症の人へ、おすすめです!

花粉症がひどいとき、鼻に水を吸い込んでブーって鼻うがいをやるんだけど、水道水はカルキの刺激がきつくて何度もやってると、花粉症そのものよりツラくなってくる。あ、そうだ! カルキを飛ばした白湯で鼻うがいすりゃいいんだ! あと、浸透圧の関係もあるから、やっぱ生理食塩水的濃度の塩水だな。

塩をちょっと入れた白湯をペットボトルにいっぱい作った。鼻うがい、やってみた。大正解! 刺激がぜんぜんなく、ぬるっと洗えていい感じ!! これで鼻うがいしすぎてホゲホゲ気分になるのがなくなった! 今日はとても快適! 大勝利! 鼻の中に塩水が残ってる感じは、海で泳いだ後の感じを思い出すな〜。

水道水のカルキはレモン汁で消せるのか。化学はよくわからんけど、他を検索すると出てくるし。

飲食店でレモンの香りがかすかにする水が出てくることがあるけど、あれはカルキを飛ばしておいしくするらしい。たしかにおいしい。ポッカレモン100は常備してるので都合がいいや。やってみよう。

携帯用の鼻うがい器とかもありますね。浸透圧を体液と同じにするって薬品、成分を見ると塩とメントールとペパーミント。浸透圧に関係あるのは塩だろうから、実質的に洗浄容器の容量に合わせて塩を小分けした袋。ってことだよな〜。香料は不要としたら、濃度だけが問題。まあ塩の袋からひとつまみを何度かという感じで鼻はぜんぜん大丈夫です〜。厳密にやるわけじゃなくて鼻がつんとしなきゃいいのでテキトーが命です。

TDW_2116

お湯でイイじゃん!

コーヒー飲みすぎです。朝昼晩1回ずつ大きな保温マグ一杯に作ってチビチビ飲む。このマグが普通のコーヒーカップ2〜3杯分くらいなので、計7〜8杯分になることも。習慣で飲んでるので美味いとかあんまり関係ないけど、ドトールのブレンド以外にするとすぐ飽きる。

で、先日、ちょっと飲み過ぎてうんざりしてるけどそれでも何か飲みたいって時、「ひょっとしてコーヒーを飲みたいんじゃなく、熱い何かを飲みたいだけじゃないか?」と思って、お湯を沸かしてちょこちょこ飲んでみた。大正解、ぜんぜんお湯でいいじゃん! コーヒーじゃなくてお湯でぜんぜん満たされる。お茶ですらなくていい。熱いお湯マニア! いいかも。

結局、仕事してるときにちょっと机から離れてキッチンとか行って何か刺激物を摂りたいってことだけなので。それがコーヒーかタバコかの選択肢に「お湯」が加わるのは良いことだな。そうなると電気ポットがほしくなるねえ。ティファールとかあこがれ。置く場所がないので買わないけど。

Twitterで書いたら、お湯を飲んでる人けっこういるみたいでした。冷めてなくても白湯っていうのかな? 白湯ってずっと謎だった。沸かして冷ましたお湯って、それ普通に水じゃんって。まあ、単に一回沸かしてカルキとか飛ばした水ってことですね。まあ、そうなるとミネラルウォーターとほぼ同じかも。
2012.3.21

2012/03/20

聴覚遅延フィードバック

おしゃべりをやめさせる装置かなんかの記事で「本人の声をちょっと遅らせて聴かせるとしゃべることができなくなる」って読んだばかりの先日、携帯電話で固定電話に電話したら回線の調子が変で、自分の声がコンマ数秒遅れてエコーみたいに返ってきた。なんと、本当にしゃべれなくなった。不思議! 発音しようとしてる言葉を忘れたり詰まったりして声が出せなくなる。おもしろい!!

「聴覚遅延フィードバック」ってのだそうです。遅延の程度で効果がちがうのかもしれないけど、僕はムリヤリしゃべろうとしても「ウッ」って詰まってぜんぜん話せませんでした。振り切って「回線が変だからケータイにかけ直します!」って話すのさえすごい努力が必要だったほど。

吃音症と関連深いらしく、しゃべれなくなる感じは吃音の人の疑似体験になってるのかも。吃音症の人に遅延した音声を聞かせると、逆に普通にしゃべれるようになるそうです。(「英国王のスピーチ」を観たばかり。この映画では自分の声を聴けないようにすると普通にしゃべれる、という例が紹介されてました)。

日本の「発話阻害銃」が話題(動画)wired.jp

2012.3.20

2012/03/19

首都直下地震って

首都直下地震」って東京のど真ん中が震源!ってイメージがある。絵的には「グラグラ揺れて崩れ落ちる国会議事堂」。でも「首都直下」は「関東地方の南部(神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県東部・茨城県南部)」で、めちゃくちゃ広範囲。関東大震災でさえ、震源は相模湾北部で「首都直下地震」には含まれないらしい。

で、「4年以内に70%の確率でマグニチュード7地震」ってのは東日本大震災の余震が多い時期を含んだ昨年9月までのデータで計算した結果で、1月まで含むと「5年以内に28%」になるそう。3月まで入れたらもっと下がるでしょう。

この、範囲と確率の話、僕でさえ先々週の週刊文春の池上彰氏の記事で知ったんだから、ほとんどの人は「4年以内に70%で東京23区内が震源のM7地震」ってまだ思ってるかもしれない。池上さんによれば「4年以内70%」ってのは読売新聞の「人騒がせな飛ばし記事」だそう。9月の計算を1月に発表した段階で、すでに発表の意図があやしい。

もうしばらくすれば、たぶん「6年以内に15%の確率で関東地方南部でM7クラスの地震」くらいに下がるのでは? そんなの日本のどこにいたって同じ。備えはどこでも必要。
2012.3.19

2012/03/18

Retina液晶、解像度が4倍? と、サイズの話

新iPadのRetina液晶、「網膜ディスプレイ」と言われるように、画素が肉眼ではほぼ見えない高解像度。雑誌の見開きとか小さい字がそのまま読めるんじゃないかと期待。まだ実物は見れてませんが。

あまりの精細表示に書籍自炊をやり直したくなるかもって話もありますが、僕に限っては、ならないと思う。自炊って基本的に「本を捨てる口実」がメインだったから。スーパーファインでScanSnapしたままで未処理のファイルもいちおうバックアップしてあるから、OCRとPDF圧縮をやり直せば多少画質アップするものもあるだろうけど。

で、ですね、新iPadのディスプレイに関して、普通のニュースだけでなくIT系のニュースやブログとかでも「解像度が4倍」って書いてあることが多い。 新iPadは2048x1536pixel・264ppi、iPad2は1024x768pixel・132ppi。画素数は4倍だけど、解像度は2倍ですね。

出版社の人とかでも解像度の概念理解してない人けっこういたりする。画像送ってくれっていうから大きさは?って聞くと「350dpiでおねがいします」って。350dpiで1センチか10メートルかわからんじゃん。

そういえば「ディスプレイの画素数」をサイズと同様に表現する用語がないよね。「解像度が大きい液晶」って普通に言うけどそれってRetina液晶のことだったらいいかもしれないけど正確じゃないし。以前はVGAとかXGAとかUXGAって普通に使われてた画面サイズの表現があったのに最近は使われなくなった。今はせいぜい「フルHD対応」くらいか。デジカメだったら「500万画素」で普通に通じてるのと同じ意味の画素数の数を表現するカタログ用語が必要かも。

「画面解像度」も誤解されやすい用語ですね。Wikipediaにも「本来の解像度を意味する用法ではない。」って書いてあります。

Wikipedia「画面解像度」

次に出るMacBook AirやMacBook ProはRetina液晶になるのかな? 17インチだととんでもない画素数になりそう。MacBook Air 11インチと27インチシネマディスプレイの画素数が同じってのが理想なので期待!

そもそも、一般的な大きさの表現もテキトーだよね。「カードサイズ」ってよくあったけど、ある方向からのシルエットがカードのサイズだったとしても、厚みが5センチだったら容積は100倍かもしれない。

「二倍大きい」って時、寸法が二倍なのか面積が二倍なのか容積が二倍なのか。普通に二倍大きいって表現されたものは寸法を意味することが多いようだけど、それって容積で8倍だもん。8倍の容積があるものを「二倍大きい」って表現するのは無理がある。

ところで先日、ディスプレイ用に画像を送ってほしいって話があったので、サイズを聞いたら「解像度350dpiで○○pixel」って言われたので、解像度厨としてはガマンならず懇々と説明を始めたところ、「店頭のディスプレイパネル用にプリント」って話だった。はずかし〜〜!
2012.3.18

2012/03/17

解像度が4倍? と、サイズの話

新iPadのRetina液晶、「網膜ディスプレイ」と言われるように、画素が肉眼ではほぼ見えない高解像度。雑誌の見開きとか小さい字がそのまま読めるんじゃないかと期待。まだ実物は見れてませんが。

あまりの精細表示に書籍自炊をやり直したくなるかもって話もありますが、僕に限っては、ならないと思う。自炊って基本的に「本を捨てる口実」がメインだったから。スーパーファインでScanSnapしたままで未処理のファイルもいちおうバックアップしてあるから、OCRとPDF圧縮をやり直せば多少画質アップするものもあるだろうけど。

で、ですね、新iPadのディスプレイに関して、普通のニュースだけでなくIT系のニュースやブログとかでも「解像度が4倍」って書いてあることが多い。 新iPadは2048x1536pixel・264ppi、iPad2は1024x768pixel・132ppi。画素数は4倍だけど、解像度は2倍ですね。
出版社の人とかでも解像度の概念理解してない人けっこういたりする。画像送ってくれっていうから大きさは?って聞くと「350dpiでおねがいします」って。350dpiで1センチか10メートルかわからんじゃん。

首都直下地震って

「首都直下地震」って東京のど真ん中が震源!ってイメージがある。絵的には「グラグラ揺れて崩れ落ちる国会議事堂」。でも「首都直下」は「関東地方の南部(神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県東部・茨城県南部)」で、めちゃくちゃ広範囲。関東大震災でさえ、震源は相模湾北部で「首都直下地震」には含まれないらしい。

で、「4年以内に70%の確率でマグニチュード7地震」ってのは東日本大震災の余震が多い時期を含んだ昨年9月までのデータで計算した結果で、1月まで含むと「5年以内に28%」になるそう。3月まで入れたらもっと下がるでしょう。

この、範囲と確率の話、僕でさえ先々週の週刊文春の池上彰氏の記事で知ったんだから、ほとんどの人は「4年以内に70%で東京23区内が震源のM7地震」ってまだ思ってるかもしれない。池上さんによれば「4年以内70%」ってのは読売新聞の「人騒がせな飛ばし記事」だそう。9月の計算を1月に発表した段階で、すでに発表の意図があやしい。

もうしばらくすれば、たぶん「6年以内に15%の確率で関東地方南部でM7クラスの地震」くらいに下がるのでは? そんなの日本のどこにいたって同じ。備えはどこでも必要。

TDW_2115

2012/03/16

お湯でイイじゃん

コーヒー飲みすぎです。朝昼晩1回ずつ大きな保温マグ一杯に作ってチビチビ飲む。このマグが普通のコーヒーカップ2〜3杯分くらいなので、計7〜8杯分になることも。習慣で飲んでるので美味いとかあんまり関係ないけど、ドトールのブレンド以外にするとすぐ飽きる。

で、先日、ちょっと飲み過ぎてうんざりしてるけどそれでも何か飲みたいって時、「ひょっとしてコーヒーを飲みたいんじゃなく、熱い何かを飲みたいだけじゃないか?」と思って、お湯を沸かしてちょこちょこ飲んでみた。大正解、ぜんぜんお湯でいいじゃん! コーヒーじゃなくてお湯でぜんぜん満たされる。お茶ですらなくていい。熱いお湯マニア! いいかも。

結局、仕事してるときにちょっと机から離れてキッチンとか行って何か刺激物を摂りたいってことだけなので。それがコーヒーかタバコかの選択肢に「お湯」が加わるのは良いことだな。そうなると電気ポットがほしくなるねえ。ティファールとかあこがれ。置く場所がないので買わないけど。

Twitterで書いたら、お湯を飲んでる人けっこういるみたいでした。冷めてなくても白湯っていうのかな? 白湯ってずっと謎だった。沸かして冷ましたお湯って、それ普通に水じゃんって。まあ、単に一回沸かしてカルキとか飛ばした水ってことですね。まあ、そうなるとミネラルウォーターとほぼ同じかも。

2012/03/14

聴覚遅延フィードバック

おしゃべりをやめさせる装置かなんかの記事で「本人の声をちょっと遅らせて聴かせるとしゃべることができなくなる」って読んだばかりの先日、携帯電話で固定電話に電話したら回線の調子が変で、自分の声がコンマ数秒遅れてエコーみたいに返ってきた。なんと、本当にしゃべれなくなった。不思議! 発音しようとしてる言葉を忘れたり詰まったりして声が出せなくなる。おもしろい!!

「聴覚遅延フィードバック」ってのだそうです。遅延の程度で効果がちがうのかもしれないけど、僕はムリヤリしゃべろうとしても「ウッ」って詰まってぜんぜん話せませんでした。振り切って「回線が変だからケータイにかけ直します!」って話すのさえすごい努力が必要だったほど。

吃音症と関連深いらしく、しゃべれなくなる感じは吃音の人の疑似体験になってるのかも。吃音症の人に遅延した音声を聞かせると、逆に普通にしゃべれるようになるそうです。(「英国王のスピーチ」を観たばかり。この映画では自分の声を聴けないようにすると普通にしゃべれる、という例が紹介されてました)。日本の「発話阻害銃」が話題(動画)wired.jp

 

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2012/03/12

タッチとワイヤレス! intuos5レビュー

WACOM intuos5のMサイズをしばらく試させてもらってます。目玉となる新機能はマルチタッチとワイヤレス対応。ペンタブレットとしての基本的な性能はintuos4と同等、ペンはモデルチェンジなしで互換性があります。

・マルチタッチ
以前に新Bambooですげー!と言ってたとおりです。マルチタッチ操作でマウスやトラックパッド要らず。MacBook Proで使うのにピッタリなので新Bambooは大小両方のモデルを買い込んで気に入って使ってました。

グラフィック薄氷大魔王[277]新Bambooのタッチ&ワイヤレス!

5本指まで使えるフル仕様マルチタッチ。Magic Trackpadとほぼ同等の操作が可能です。新しいドライバはOSX LionのLounch PadやMission Controlにも標準で対応してます。ドライバの設定でキーボードショートカット等をタッチ操作に割り当てることもできます。なお、タッチのオンオフはタブレット上のファンクションボタン一発。タッチなしモデルもあります。

・ワイヤレス
Bambooと同じ別売りの「ワイヤレスキット」を組み込まないと使えないので、デスクトップで据え置きで使う場合は無視でいいです(ワイヤレスキットを同梱したセットもあるようです)。

ワイヤレスで使いたい場面は、ノートパソコンで軽めの作業をしたいときや、外に持ち出して使うときでしょうね。プレゼンのときも便利。以前セミナーで、Bluetooth Favoを使ってスクリーンを見ながら絵を描いたりとかしましたけど、身軽でよかったです。USBケーブルのウザさがなくなるのはかなり快適です。Mサイズはバッテリー8時間なのでけっこう余裕。僕はBamboo用に3つワイヤレスキットを3つ買ってあるので、バッテリー3個がスタンバイしてます。

intuos5のマルチタッチとワイヤレス。まあ、おまけ機能というかオプションみたいなもんですから、ほとんどの場合intuos4からは絶対買い換えおすすめ!ってことはないと思う。無線とタッチがあって便利になりそう!って人は試す価値アリってとこかな。

・その他
描画面以外は黒のラバーコーティングがされていて手触りはいいです。ただ、くっついたホコリは目立ちますね。ファンクションボタンはほぼ平面上にありますがほんの少し凹んでます。ラバーの下にメカニカルスイッチです。タブレット表面をなるべく平滑にするためだそうです。ホイールはintuos4と同等。

ファンクションボタンは「エクスプレスビュー」という新機能で、手をボタン群の上に置くとパソコン画面にボタン群のどこを手で触れてるか見えるようになってます。そのへんユーザーの意見をかなり取り入れてるようですよ。まあ、僕はボタン使わないんで関係ないですけど。

僕的にはMagic Trackpadでやってることを、ペンタブで置き換えしたいのですが、普段タブレットにカッティングマットを敷いて使ってるので、そのままではタッチは使えない。そのままむき出しで使うと「黒板を爪で引っ掻くような不快な感触」なんですよ僕的に。よくみんなむき出しでタブレット使えるな〜〜と不思議なほど。

で、紙や薄いプラスチック下敷き程度なら透過するのでタッチは使えます。あまり厚いと感度は悪くなりますけど、クリアファイル程度ならぜんぜん普通に使えます。好みの素材を探すといいと思います。以前のモデルとちがって描画面が本体と一体化してるので、描画面がキズつくのを防ぐ意味でも何か敷くといいと思います。

●カッティングマットについて
ところで、「ペンタブにカッティングマット敷いてます」って普通に言ってますけど、カッティングマットにもいろいろありまして、ぜんぜんダメなのも多いです。っていうか、極端に言えば「ほとんどのカッティングマットはタブレットに敷くには向いてない!」です。

僕が普通にカッティングマットと言ってる場合、「ライオン事務器の厚さ3mmのカッティングマットの裏の黒いところ」のことです。表もいいんだけど、どちらかというと裏のほうが好き。

普通に文房具店で売ってる他社のカッティングマットはツルツルだったり摩擦が大きすぎたりプリントされたグリッドにペンがひっかかったり滑ったりします。そこらへん、伊東屋や東急ハンズあたりで買えるカッティングマットは全部試しました。ダイソーのデスクマットは一部で評判いいみたいですけど、単に厚手のビニールなので僕は好みじゃないです。

2012/03/09

新しいiPad

第3世代のiPad出た。やはり20インチiPadは出なかったかw 雑誌や作品集の電子本を見たり絵を描いたりするのにほしいんだけど。

MacBook Pro17インチより大きい2048x1536の画面。Air Displayしたとき、サブ画面のほうが大きいってことに。雑誌見開きでも文字がボケずにちゃんと読めるのはとてもイイ。
5メガピクセルのカメラ。iPadとiPod touchのカメラが今まで解像度低すぎだったので、ようやくマトモなカメラとして使えるようになった。もちろんスキャナアプリで使うときにも重要だし。

iPadからテレビへ画面をAirPlay、この場合にApple TVが必要なのね。これ普通にプレゼンテーションとかにも使えるね。

そういえば新iPad、128GBにならなかったな。ここらへんはもう、それぞれクラウドにでも置いてねってことなんだろうな。容量アップするとiCloudのサーバーも増やさなきゃいけないし。

iPad、こんなに実用っぽくなってきてるのに、現状では特殊な周辺機器込みでないと画面に満足に線が描けないなんて、もったいなさすぎる。頼むからワコムのユニットを採用してくれ〜〜。

筆圧はなくてもいいけど、せめてサインペンの先から線が出るくらいの精度がないと絵を描くのはキツい。Jotペンでもダメ。だってシャープペンとかボールペンとかで描くとき、コンマ5mmずれてたらめちゃくちゃ描きにくいじゃん。それが現状のiPadとゴム球ペンでは5mm以下の精度がわからない。10倍だよ! 指で描く場合は精度1センチくらいにもなってしまう。

10インチっていう画面サイズも関係してるんですけどね。画面が小さいほど精度を求めてしまうから。20インチあれば5mmくらいの甘さは気にならないかもしれない。
iPhotoがアプリとして登場。iOSの「写真アプリ」ってiPhotoじゃなかったんだって初めて気づいた。そりゃ必要でしょう。しかし、MacのiPhotoのライブラリをちゃんと整理しないとね。

あと、GarageBandがピアノロール編集できるようになってる〜〜〜!!!
しかし、四十代後半になると、iPadでさえ画面で文字を読むのがかなりツライってのは三十台諸君には想像もつかないであろう! 僕みたいな近眼の諸君はメガネはずせばほぼ解決だが、裸眼の諸君は「Raw Gun Kyo」が必携になるのであ〜〜る。
2012.3.9

MOEBIUS

メビウスが亡くなったそうです。三十数年前にSFマガジンに野田昌宏氏が連載で紹介してて知った。小さな図版だったけど、野田氏の語り口もあってこりゃもうすごいコミック作家がいる!とびっくりした。

で、数年後に洋書屋の人に頼んでヘビーメタル誌バックナンバー全巻取り寄せしようと思ったけど失敗。88年に初めてパリに行ったとき、とにかくコミックショップへ行くってのが僕のテーマで、スーツケースにぱんぱんにメビウスなどバンドデシネを詰め込んで重量オーバーになったほど。

その時買ってきたものも含めて数年前ほとんど古書店に売っちゃったり自炊しちゃったけど、「I' Homme est il Bon? Arzach」一冊だけそのまま残してある。つい先日ラルフ・マッカリーが亡くなったところなのに。スターログ世代のスターがどんどん・・・。
2012.3.9

2012/03/01

modo601 降臨!

今朝、あれ? modo601の情報、もう出てるんだー。と思ったら、なんとすでに発売されてた
http://www.luxology.com/

新機能のビデオを見てみる。まず、待望のボーン(スケルトン)がついた。やった! 表情用の新しいデフォーマ! トポロジーツール! ボリュームメトリック! ZBrushみたいなマットキャプ! クロス! すげーーーー!! 501は地味目なバージョンアップだったけど、601でいきなり普通に高性能ミドルレンジ統合CGソフトとして降臨! 601は超進化! 使い勝手がどうなのかわからないけど、とりあえず僕的に「modoでキャラアニメできるようになるまでのツナギ」としての3Dソフトいくつかは用済みということになるだろう。

とか言って喜んでるけど、modoを購入したのは2005年4月。7年前だよ! 統合CGソフトになる予定ってことでただ単に新顔のポリゴンモデラーだったmodo102に飛びついたのって。7年かかったかーーーー! 長かった。2005年に使い始めたときは、3年後くらいには3ds Maxのかわりに使えると思ってました。その後の「ツナギ」用ソフトの購入や習得などどんだけ回り道したことかーーー! もう3ds MaxもWindowsもやめていいかしら?

今までずうう〜〜っと頭の片隅にあったことを羅列・・・「modoでキャラクターアニメーションしたいけどボーンがないので無理。501の感じからすると近々ボーンがつくとは思えない。使いものになるボーンが搭載されるのはたぶん2015年とかもっと後だろう。アニメーション用には3ds Maxを使い続けることになるのか、復活させたCINEMA 4Dをメインにするのか、LightWaveはどうしよう。しかし、modoで作ったモデルを完全な形で持って行けるソフトは? modoと互換性の高い書き出し用フォーマットを作るとか言ってたけどどうなったんだろ?」などなど、いろいろ渦巻いてました。それらがついに「modoの中で完結する」ってことなんですよ〜〜! とりあえず僕的にmodo601の意味は大きい!

さっそくバージョンアップしてみた。まだいじれないけど。

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