2006/04/23

Toys-フィギュア制作記_16


「油粘土に半分埋めてー、シリコン垂らしてー」なんだけど、はっきり言って、粘土埋めをナメてました。造形そのものよりデリケートで大変な作業かもしれん。こんなの埋めるのに1時間半もかかった。横の白い棒はキャストを流し込む道。足が上側になります。シリコン型が出来たあとで道筋をつなげ、空気穴を足につける予定。でも、これの場合、アゴ部分に気泡ができそうだな。注ぐ最初の段階で傾けてやるしかないか。
離型剤は、Webでおすすめと書かれていることが多い「離型剤Sブルー」を使用。ただし、ポリパテ複製に使用の記事ばかりでシリコンではどうなるかわからん。


シリコン流し込み。とにかく、こぼすと大変なことになるらしいので細心の注意。枠のサイズを計算して180ccのシリコンが必要ってことで、用意。硬化剤を滴数で計算して混ぜ合わせる。最初は糸のように細く垂らして気泡を防ぎ、全体にかかってからはドバッと。ところが、量がギリギリ足りなかった。鼻がわずかに水面から出てしまう。今から追加するのも面倒ってことで、テスト用の離型剤を塗った小さい粘土の塊を増量剤として押し込んでおいた。まあ、正確に型を取るってよりも問題点の洗い出しなんで、横着した場合のデータができていいや、と。

あと、キャストとシリコンを各1kg買ってきたわけだけど、一度の複製で必要なシリコンはキャスト(=原型と同量)の最低5〜6倍以上必要ってこと。よく考えりゃ当たり前だけど。シリコンはケチってはいけないようです。あるいは石膏でバックの底上げという方法もあるらしい。

■追記。あとで上の写真をよく見たら、脇の部分、こりゃダメだ。特に向かって左側の脇。奥がかなり狭まってる構造なので、いくらシリコンが逆テーパー大丈夫っても、これは抜けるわけないわ。100%ちぎれる。この部分、失敗。

1 件のコメント:

Hiroshi Yoshii さんのコメント...

コメント

nirvana_xさんへ〜
補足ですが、「複製のテスト」というよりも、
「インダストリアルクレイをキャストに置き換えするテスト」です。

投稿者 yoshii : 2006年04月24日 12:13

>カスタムペイント祭り

そんなん、まだまだ先の話。カスタムに向いてる形のは
http://graphic.pastel.co.jp/yoshii/archives/2006/04/_10.html
の1番目の写真のやつとかいいと思うけど。

投稿者 yoshii : 2006年04月24日 11:12

>複製のテストにすぎないですよ。
おぉ、出来るんすね。
じゃぁそれ使って、作家が参加するのカスタムペイン祭りとかは、どうっすか?

投稿者 nirvana_x : 2006年04月24日 11:06

nirvana_xさんへ〜
たぶん、持って行けます。けど、複製のテストにすぎないですよ。
シリコンは何kgも常備しておかないと、ついついケチるクセが
出そうです。かといって、使わないまま長時間というのもマズい
らしいし。まあ、15分で近所のハンズに行けるんで、神経質に
なることもないけど。
あと、ハンズの店員が言うには、レジン複製時にシリコンの持ちをよくするには、
「固めてから10日以上置いてから、レジン流し込みすること」だそうです。
離型剤はそれほど関係ないって。

投稿者 yoshii : 2006年04月24日 10:55

大分、進みましたね。
水曜日のイベントには複製品見れますか?

>シリコンはケチってはいけないようです。
そうなんでうよ〜、これやると型が持たないんす。

投稿者 nirvana_x : 2006年04月24日 10:11

蛸林さんへ〜
人形制作愛好家はものすごく広いジャンルに大勢いるみたいですね。
人形だけじゃなくてアクセサリー製作とかまで含めるともっとすごい。
ハンズの6階はそういう感じの素材や道具など売ってますけど、
どう見ても4分の3以上は女性向けなんですよね。
たぶん、カルチャーセンターなどを通じて、本格的制作に入る
人が多いんじゃないかな。

投稿者 yoshii : 2006年04月24日 01:17

型取りといえば・・・
ジョイフル2をぶらぶらして粘土のコーナーを見たら、人形の顔のメス型がおいてありました。
うぅ〜む。これにファンドを薄くのばして顔を作るらしいですが、ちょっと不気味。

投稿者 蛸林 : 2006年04月24日 00:09